犬や猫はなつきますが、ニワトリってなつくイメージがあまりないですよね。
そんなイメージですが、ニワトリってなつくんです。
黄金伝説の「しゃくれ」は、ニワトリがなついた代表的な例ではないでしょうか。
田舎に住んでいた頃、我が家ではニワトリを7羽飼っていて、そのうちの1羽がとてもなついてくれました。
今日はそのニワトリの話をしようと思います。
目次
ニワトリを飼い始めた理由
ニワトリはある日突然やってきました。
おじいちゃんが、どこからかもらってきたのです。
なので、特に飼いたいと思って飼ったわけではなく、気づいたら家にいたって感じです。
でも、今まで飼ったペットの中で一番仲良しになったんですけどね(笑)
ニワトリがなついたきっかけ
数年に一度レベルの大雪が降ったときに、雪かきが追いつかなくて、数日ニワトリ小屋まで行けない日があったんです。(ニワトリ小屋は家から少し離れた場所にあったので。)
可哀相なことをしたな、元気に生きてるかな、と数日ぶりにニワトリ小屋をおそるおそる開けてみると、ちゃんと生きててくれてすごくほっとしたのを覚えています。
でも、やはりすごくお腹がすいていたみたいで、エサをあげたらガツガツと食べていました。
このときから、ニワトリが私になつきはじめたのです。
命の恩人とでも思ったのか(小屋まで行けなかった私のせいなのに・・)、それとも親や兄弟だと思ったのかわかりませんが、この日から、急激にニワトリとの距離が縮まりました。
ニワトリはなつくとどのようになるのか
歩くと後をついてくる
朝、小屋から出してあげると、私の後をついてくるんです。
私が走るとニワトリも走るし。私が庭で遊んでいると、気づくと近くにいるし。
今思い出してもすごく愛おしいのですが、小学生だった私にとっては良い遊び相手でした。
名前を呼ぶと来る
エサをあげるためにニワトリ小屋まで行くのが、すごくめんどくさい日もたまにありました。
でも、そんなときは、家の窓からニワトリの名前を呼んだり、「エサだよー」と声をかけると、庭のどこからか走ってやってくるんです(笑)すっごい可愛いですよね(笑)
お家の中を覗きにくる
しばらく相手をしていないと、お家の中を覗きにきます。
誰もいないと諦めて戻るのですが、人がいると窓をコツコツとつついたりもして。
エサが欲しかったり遊んで欲しかったりするときは、お家の中を覗きにくる子でした。
ニワトリを飼うときの注意点
ニワトリは仲間内でいじめがある
一番気をつけてほしいのは、ニワトリたちの間には「いじめがある」ということです。
我が家ではニワトリを7羽飼っていたときがあったのですが、そのうちの4羽がつるんで他のニワトリたちをいじめていたのです。
ひどいときには怪我をさせたり、いじめられたニワトリがストレスで死んでしまうことも。
飼うときは1匹しか飼わないか、別々の小屋で飼うことをオススメします。
色々な動物に狙われやすい
我が家では、日中は庭で放し飼い、夜は小屋に戻す、というルールで飼っていました。
なぜなら、ニワトリは飛べないので、イタチや野良猫など色々な動物から狙われやすいからです。
夜は本当に危ないので、放し飼いでも絶対小屋に戻してあげてください!
意外に走るのは速い
ニワトリは飛べませんが、走るのは意外に速いです。
なので、脱走してしまったりすると、捕まえるのが大変です。
一度、なついていないニワトリが隣の家の庭まで脱走したときは、本当に大変でした(笑)
まとめ
今回の記事は、ニワトリとの思い出を忘れないように記事にしておこうと思い書きました。
私が見つけたセミの抜け殻をパクッと食べてしまったり、飼ってた犬に何回もちょっかいを出しに行って犬に怒られたり、気づくと家の中に勝手にはいってきてくつろいだりしている、本当にかわいい子でした(笑)
きっともうこんな経験は二度とできないと思うので、小さい頃に経験できて良かったと思っています!
人間に比べると、動物の命は本当にあっという間なので、一緒にいる時間は大切にしていきたいですね。